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【生命保険で節税できる!】生命保険料控除とは?

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こんにちは!金融WEBライターのおがりょーです。

今回は「生命保険で節税できる!生命保険料控除とは?」というテーマで勉強しましょう!

 

生命保険料控除とは、生命保険料などで支払った保険料に応じて、所得控除を受けられる制度のことです。

生命保険に加入し保険料を支払っていると、その額に応じて節税が可能になります。

 

ここで、先ほど「生命保険料“など”」と言ったのは、生命保険の他にも介護保険や個人年金も含まれるからです。

特に介護保険に加入している方も多いと思いますので、上記の保険に加入している方は是非ご参照ください!

 

生命保険料控除って何?

 

生命保険料控除とは、生命保険料など支払った保険料に応じて所得控除を受けられる制度のことです。

生命保険は、民間の生命保険会社から借りる生命保険や、農協で加入する生命共済などが対象です。

 

ただし、保険期間が5年未満の生命保険は対象にならないことがあり、注意が必要です。

 

国税庁のHPでは、生命保険料控除は以下のように定義付けられています。

 

生命保険料、介護医療保険料及び個人年金保険料(コード1141)を支払った場合には、一定の金額の所得控除を受けることができます。

国税庁HP「No.1140 生命保険料控除」より

 

生命保険料控除と言いながらも、実は生命保険以外にも控除を受けられる保険があります。

次から説明しますね。

 

介護医療保険で控除を受ける

 

介護医療保険も、生命保険料控除の対象になります。

介護医療保険とは、介護に備えるための保険のことです。

 

介護医療保険には、公的な介護保険民間の介護保険があります。

公的な介護保険は、40歳以上の方に支払い義務があります。

サラリーマンの方であれば、源泉徴収から「介護保険」という名前で給与から引かれていると思います。

 

個人年金で控除を受ける

 

個人年金も、生命保険料控除の対象です

個人年金とは、公的年金の他に、個人で積み立てる年金のことです。

 

個人年金には、以下のようなものがあります。

 

・確定年金→被保険者の生死に関わらず年金を受け取れる

・終身年金→被保険者が生存する限り年金を受け取れる

 

どうやって控除される?

 

生命保険料控除は、「所得控除」で控除されます。

所得控除とは、簡単にいえば、所得税計算前の「課税所得」から引かれる金額のことです。

 

節税のポイントは、課税所得を減らすことにあります。

 

控除の金額は?

 

生命保険料控除の控除額はどうなっているのでしょうか?

 

控除額は「2012年1月1日以降に契約」か「2011年12月31日以前に契約」かで変わってきます。

 

新契約(2012年1月1日以後に締結した保険契約等)の控除額

 

2012年1月1日以後に締結した保険契約の控除額は、以下の通りです。

 

国税庁HP「No.1140 生命保険料控除」より作成)

旧契約(2011年12月31日以前に締結した契約)の控除額

 

2011年12月31日以前に締結した保険契約の控除額は、以下の通りです。

国税庁HP「No.1140 生命保険料控除」より作成)

 

控除の上限額は?

 

生命保険料控除の最大控除額は12万円です。

各保険料の最高控除額は、年間で4万円になっています。

 

旧契約(2011年3月31日以前に締結)したものでも、最高限度額は12万円です。

控除額が12万円を超える場合には、12万円が適用されます。

 

どうやって申請するの?

 

サラリーマンの方は「年末調整」で申告を行えます。

10月~12月頃に会社から年末調整の書類提出があると思いますので、そこで申請をしてください。

 

自営業者などは、確定申告で申請します。

必要種類を添付して、確定申告で提出します。

 

今ではインターネット上で確定申告を行える「e-Tax(イータックス)」もあるので、是非活用しください。

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