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上手な質問ができるようになるには

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優秀な人は質問の仕方がうまい。

優秀な人はまずは自分で考え、質問をする時にも相手の立場に立って質問をする。

 

逆にいまいちだな~と思う人には、なんでもかんでも質問する人が多い。

みなさんも職場で「そんなことまで聞く!?」「こっちは忙しいんだから少しは考えてよ!」と思った経験はあると思う。

 

ここでは、質問の仕方について述べていく。

  

 

 

分からないことがあった時にまずは自分で考える

 

仕事で分からないことがあった時に、すぐに質問する人は要注意だ。

 

「何でもかんでも周りに質問する人」が皆さんの周りにも1人はいるのではないだろうか?

 

こういった人は「これどうしたらいいと思う?」「これ分からいないんだけど教えてくれない?」と抽象的な質問をすることが多い。

このような人から質問を受けて不快な思いをした経験がある人がいるのではなかろうか。

 

なぜ不快感を感じるかと言うと、そこに「自分の思考」がなく、相手に判断をを委ねる質問をしているからだ。

 

このような人は分からないことがあった時、自分で考えることを放棄し周りに責任を押し付けようとする。

「これどうしたらいいと思う?」「これどうしたらいいか考えて」の言い換えに過ぎない。

 

 

このような人は、質問をする前にまずは自分で考えてみよう。

 

仕事で分からないことがあった時には、まずは過去の資料やマニュアルなどをあさってみたり、ネットで調べてみよう。

今の時代どのような専門知識でも、ネットで調べればたいていのことが分かる。

 

 

ネットで調べても、過去の資料を調べてもどうしても分からずお手上げになった時、ここで初めて上司や同僚に質問する。

こうすれば、質問に重みが出てくる。

 

 

このように、まずは自分の頭で考えることがとても重要だ。

たとえ分からないことをすぐに質問して答えを得たとしても、それは脳には定着しにくい。

逆に労力をかけてでも限界まで自分で調べてみて、それで分かったことはあなたの血となり肉となるだろう。

 

 

 

質問はより具体的に

 

当然のことだが、質問をすればその分相手の時間を奪う。

質問をすることで、相手は手を止めてあなたに顔を向けるだろう。

 

質問する時には、「相手の時間を奪っている」ことを常に意識する必要がある。

相手から時間を奪っていることを自覚して、質問する時には「できるだけ詳しく質問する」ことを心掛けよう。

 

「この仕事分からないんですが、どうしたらいいですか?」「どうすれば私は仕事ができるようになりますか?」といった質問では漠然としており、このような質問をすると相手は多くの思考を巡らせなければいけないことになる。

 

質問する時には必ず自分の考えや行動を伝えるようにすると、質問力がぐんと上がる。

この質問で適切な例としては、「この仕事を進めるうえで〇〇という問題が発生して、●●や△△といった手段を試してみたんですが解決できず、他にどのようにすれば解決できますか?」や「仕事では〇〇のようなことを意識して仕事に取り組んでみたり、帰宅後も●●といった勉強をしているのですがいまいち仕事の成果を出せず、あなたは仕事でどのようなことを意識していますか?」と、できるだけ詳しく質問するのが良い。

 

具体的な質問を投げかけられれば、 相手は「君は●●の手段を取っているが、ここに〇〇の問題があるから上手くいかないんだ」「君の努力は感じられるけど、もっと顧客のニーズを意識してみると仕事の成果が上がると思うよ」具体的に答えることができる。

 

具体的に質問をすれば、相手が思考する時間と労力を減らすことができ、相手の時間を奪うのを最小限にとどめることができる。

自分の考えや行動を具体的に述べる→それでも分からないので教えてほしい の流れで質問してみよう。

 

 

 

質問上手になれば、仕事はより上手くいく

 

上手な質問ができるようになれば、有益な情報を効率よく収集することができる。

そうすれば、周りの人に差が付けられるようになるし、周りからの信頼を得られるようにもなる。

質問上手になって、仕事を優位に進められるようにしよう。

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