先延ばしする人には1つのある特徴があります。
それはマルチタスクになっていることです。
今日はマルチタスクの弊害と、先延ばししないための行動3つをお伝えします。
実はマルチタスクは同時に処理しているのではない
マルチタスクは、実は2つ以上の仕事を同時にこなししている訳ではありません。AとBという仕事を同時にやっていたとしても、実は脳がAとBを瞬間的に切り替えているのです。これでは脳に負担がかかってしまいます。
脳に負担がかかってしまうと1つの作業に集中できなくなり、結局何もできていないことが起こってしまうのです。
日常的にマルチタスクになっている可能性がある
仕事以外でも日常的にマルチタスクになっている可能性があります。それは「やるべきこと」を放置している時です。
「やるべきこと」がたまっていると「これをやらないといけない」と脳で意識していましい、ふとした時に意識がそちらに向いてしまいます。これでは意識せずともマルチタスクになってしまい、日常生活でも色々な事が気になってしまって目の前のことに集中できない状態になってしまいます。
やるべきことを先延ばししないためには
マルチタスクを回避するには、「やるべきこと」を先延ばししないことが大切になります。ここでは、先延ばしを防ぐための3つの方法をお伝えします。
それは
①環境を変える
②簡単に動かせない予定を入れる
③やることを2つに絞る
です。以下で詳しく解説します。
①「環境」を変える
一番効果が大きいのは、「環境」を変えることです。
人は良くも悪くも環境にかなり左右される生き物です。
仕事をしていてもつい職場の人と話をしていまい集中できないという人は、例えば場所を変えて会議室やカフェで作業してみるのも良いかもしれません。
家で宿題をしていてもついゲームやスマホを触ってしまうという人は、ゲームを鍵付きのボックスに入れたり、勉強中だけスマホの電源を切ると効果的でしょう。
こうすれば、職場の人と話したくても話すことができず、また宿題中にゲームやスマホを触るのが面倒になり、目の前のタスクに集中できるようになります。
②簡単に動かせない予定を入れる
「〇時に終わらせよう!」と思っていた仕事も、急に別の仕事を頼まれることや、つい同僚とおしゃべりしてしまって、結局予定していた時間に終わらないことは皆さんも経験があることでしょう。
この時に効果的なのが、「簡単に動かせない予定」を入れることです。
午後に会議の予定を入れると、午前までに会議の資料を作らなければなりませんし、勤務後にデートの約束を入れれば、何が何でも定時に帰らなくてはいけなくなります。
このように、簡単には動かせない予定を入れることで、「やるべきこと」を何が何でも終わらせようとする意識が働くようになります
③やることを2つに絞る
1日にやるべきことを何個もこなそうとする人がいますが、結局何も手付かずで1つもこなせなかったなんて経験はないでしょうか。
そんなあなたにおすすめするのは、今日やることを2つに絞ることです。午前中に1つ、午後に1つ終わらせるタスクを決めてしまいましょう。
ここで大切なのは、午後よりも午前中に重要なタスクを入れることです。午前中の方が脳が冴えており、集中しやすいからです。
ここで「2つしかやらないの?少なすぎる、、、」と思う方がいるかもしれませんが、このような方は「やる」ことよりも「やらないこと」を判断する力を身に着けると良いでしょう。
現代社会では「やること」が多く満ち溢れており、どうしても「全て終わらせないといけない」と考えがちです。これではいつもで経ってもマルチタスクにさらされてしまい、本当の「やるべきこと」に集中できなくなります。
だから、日常で「やらないこと」を増やすことで、足枷がなくなり、「やるべきこと」をすぐに行動に移すことができるようになります。
やろうと思っても手つかずになってしまう方は、是非今日やることを2つまでに絞ってみてください。
まとめ
最後にまとめると、先延ばししない人になるには
①環境を変える
②簡単に動かせない予定を入れる
③やることを2つに絞る
今日からこの3つを実践してみて、やるべきことをすぐにこなせるような人になりましょう。