こんにちは。おがりょーです。
今回は、不景気に向けた一番の投資は「自分のスキルを磨くこと」という話をします。
猛威を奮っている新型コロナウイルスは、現在進行形で世界経済を停滞させています。
この先、リーマンショック以上の不景気が訪れるとまで言われています。
では、不景気に備えて私たちは何をすればいいのでしょうか?
一番安全で、かつ簡単な方法は「自分のスキルを磨くこと」です。
どんな状況になっても働く術を持っていることは最強の保険になります。
不景気にただ茫然と恐れているだけなら、今から資格の勉強など始めましょう。
以下解説します。
どんなに不景気でも仕事はなくならない
よく勘違いされることですが、どれだけ不景気になろうとも仕事がなくなることはありません。
たとえ会社をリストラされて貯金がなくなっても、生きていくためにはご飯は食べるし、娯楽に興じることもあるはずです。
つまり、人が生活を送るためには、必ずそれを支える働き手が必要だということです。
この世からスーパーや飲食店がなくなれば、人はご飯を食べることができず飢え死にします。
だから、どんなに不景気になろうとも働く術をもっていれば、最低限の生活を送ることは可能です。
不景気に備えてあなたがすべきことは、どんな状況になっても社会に必要とされる“自分だけのスキル”を磨くことです。
自分への投資が一番安全で確実
生涯年収から予想して現在の価値を図る「人的資本」という考え方があります。
この「人的資本」への投資が、お金を増やすのに一番安全で確実な方法です。
よくお金を増やすために「宝くじで一発当てる!」「投資で成功する」なんていう人がいますが、そんな人に限って自分の資産を簡単に失います。
小手先のノウハウだけでお金を稼げるほど、資本主義は甘くありません。
お金を稼ぎたいと思ったら、まずは「人的資本」へ投資すべきです。
労働は一番の資産運用です。
では「人的資本」への投資にはどのようなことをしたらいいのでしょうか?
実はそんなに難しく考える必要はありません。
まずは数分資格の勉強や本を読むだけでも、立派な人的資本への投資です。
勉強や読書をするだけで、簡単に日本人の上位に入ることができます。
(なぜなら、サラリーマンの殆どは勉強なんてしてませんから、、、)
自分だけのスキルを身につける
「自分だけのスキルを磨く」ために気を付けるべきことをお話しします。
それは、会社にしか通用しないゼネラリスト的な働き方を避けることです。
日本の会社では新卒で社員を雇い、転勤や部署移動を重ねて様々な仕事をさせます。
実はこのゼネラリスト的な働き方は、個性を潰す危険な行為です。
会社のみに通用するスキルは危険
日本は年功序列制度を採用し、社員を自分だけの会社で通用するような「企業特殊技能」を学ばせます。
ゼネラルに働く「企業特殊技能」をもった社員はその会社で評価され、ますます会社に縛り付けられます。
しかし社会で求められるのは「ゼネラリスト」ではありません。
社会で重宝されるのは「自分だけのスキル」を身につけた人です。
あなたが新卒の採用を担当していると想像してください。
面接で軒並み同じような御託を並べる新卒よりも、「御社で必要な特別なスキルを身につけています!」という人の方が採用したくなりませんか?
ゼネラリスト的な働き方をすれば、必ず“つまらない人”に埋没します。
これから先転職を考えているような方も、まずは「自分のだけのスキル」を身につけることを重視してください。
「自分の好きな仕事は何だろうか?」
「得意なことを仕事に生かせないだろうか?」
こうやって考え始めるだけでも、“つまらない人”から抜け出すことができます。
まとめ
不景気に備えて一番安全で、かつ簡単な方法は「自分のスキルを磨くこと」です。
労働は一番の資産運用です。
漠然と不安を抱えて時間だけが過ぎるのはとてももったいないことです。
不景気で働き手がなくなる、自分の資産がなくなると焦るなら、まずは書店に行ってスキルを伸ばすための本を手に取りましょう。
以上です。
【参考資料】
「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」山崎元、大橋弘祐著 文響社 (2017/11/29)
「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」橘玲著 幻冬舎 (2017/8/4)