突然ですが、皆さんは普段勉強していますか?
僕は普段から時間がある時に本を読むようにしています。
少し残酷な話ですが、現代は知識社会であり、知識のある人は簡単にお金持ちになることができますが、知識のない人は搾取されやすくなります。
しかし、悲観することはありません。
現代は情報の宝であり、ネットやコミュニケーションを上手く活用すれば、知識を簡単に身に着けることができます。
知識のない人は騙しやすい
批判覚悟で言いますが、知識がない人を騙すのは簡単です。
現在僕は会社員で、会社に所属する以上、自分が望まないことでも相手にやってもらわないといけない時があります。
こんな時、僕の主張を通しやすい人と主張を通しにくい人の特徴は以下の通りです。
【主張を通しやすい人】
・ただ「はい」とうなずくだけ
・分からないことがあるのにそのまま飲み込む
・そもそも必要な知識が足りていない
【主張が通しにくい人】
・こちらの話に全てうなずかない。納得できないことは首をかしげる
・分からないことはすぐに聞く
・知識量が豊富で、今までの経験から別の提案をする
といった具合です。
自分の考えをしっかりもち、知識が豊富な人は騙されにくいです。
知識のない人は無駄な行動をしがち
正しい知識がもっていないと、行動が感情的になり、無駄な行動を取ってしまうことがあります。
トイレットペーパー買占めが典型例
典型的な例が、昨今のコロナウイルス感染拡大に伴う「トイレットペーパーの買占め」です。
買占めの発端は九州で、「マスクの原料はトイレットペーパーと同じ」という理由で買占めが起こり、それがSNSで波及し全国的な買占めが発生しています。
しかし、冷静に考えてみて下さい。
・あなたにトイレットペーパーからマスクを作る技術はありますか?
・トイレットペーパーをたくさん買って何のリスク回避になりますか?(トイレットペーパーがなくなる人以外)
それに、トイレットペーパーが店頭で売り切れているのは需要に配達が追い付いていないでけで、マスクと違い在庫不足にはなっていません。
このように正しい知識と冷静な心があれば、感情に左右されずに合理的な行動ができます。
一方で、知識のない人はデマに騙され、本質とずれた行動を取ってしまいます。
勉強しないと人生無理ゲーですよ
現代はITや技術の発達により、目まぐるしく発達しています。
今まで既得権益として安全地帯にいた物が、突如として新しいものに取って代わられる時代です。
例えば、数年前までどの家庭でも当たり前のようにあったテレビが、今やテレビを家に置かない若者が増えています。
この要因はスマホと動画サービスの発達によるもので、Youtubeやhuluなどの月額動画サービスの台頭により、どこでも簡単に動画をみることができるようになりました。
これまで爪を研いでこなかったテレビ局は危機に見舞われ、時代に合ったコンテンツの提供が求められています。
このように、数年前で当たり前だったものが突然なくなるような、変化の速い時代になっています。
勉強しない=衰退
変化の速い時代において、勉強しないことは衰退に等しいです。
時代は進んでいるのに現状維持の人は、将来価値がなくなる可能性が高いです。
だからこそ、私たちは勉強や経験を増やして、時代のスピード以上に成長することが求められているのです。
学習方法とマインド
これまで知識を身に着けることの大切さをお伝えしてきました。
とはいえ、働きながら(あるいは学校に行きながら)勉強することには体力も時間も残っていない人が多いかと思います。
そこで、今回は現代に合った勉強法とマインドを1つずつ紹介したいと思います。
YouTubeで勉強する
YouTubeは今や、良質なコンテンツを無料で手に入れられるコストパフォーマンスが異常なメディアです。
各分野のプロがこれまでに多くの時間を費やして培ってきた情報を、無料で、それも数分~数十分でみることができます。
Youtubeを活用しない手はありませんね。
おすすめYouTuber
ここで、僕のおすすめYouTuber2名を紹介したいと思います。
僕は主にビジネス系YouTuberを見ています。
マナブさん
ブロガー、プログラミングをやっているフリーランスYouTuberです。
マナブさんの運営するブログは国内トップクラスで、Youtubeでは登録者数30万人を超えています。
YouTubeでは主にフリーランスを目指す人のためのコンテンツや、ブログ、自己啓発系の動画を配信されています。
とにかく質が高すぎるので、特に独立を考えている人には必須のYouTuberです。
マコなり社長
日本一のプログラミングスクールを経営する敏腕社長です。
ビジネスや生活におけるノウハウなどを動画で提供しており、既存の価値観とは一線を画す、斬新なコンテンツが魅力的です。
現代社会を賢く生きたい人は、ぜひご視聴ください。
疑問を疑問のままにしない
同じく知識をたくさん蓄えるための方法は「疑問を疑問のままにしない」ことです。
仕事やプライベートで知らないことや分からないことがあった時に、そのまま放置していませんか?
実は知らないことをそのまま放置するのは非常にもったいないことです。
「知らない」はチャンス
日常で知らないことがあった時、それは自分の成長に絶好のチャンスです。
知らないことに巡り合う瞬間は、「知りたい!」という気持ちが最高潮に高ぶっている瞬間でもあるからです。
だから、知らないと思ったときに、その場で調べて答えを探すことで、その情報が知識に定着しやすくなります。
スマホの活用
情報収集のためにはスマホが欠かせません。
スマホがあれば、日常で知らないことがあってもすぐに調べることができます。
「これ知らない!」と思った時に片手で調べればいいだけなので、活用しない手はありませんね。
恥を捨てて質問する
質問することも大切です。
ビジネスで上司や同僚、他社の人と話をするときに、知らない言葉が出てくることが多くあると思います。
こんな時に有効なのは、恥やプライドを捨てて聞くことです。
特に他社の人に聞くことはおすすめで、仕事で分からないことがあっても、その道のプロである取引先に聞けばいいのです。
「そんなこと他社に聞いたら相手に舐められる」なんて思うかもしれませんが、それは大きな間違いです。
今までの経験から他社に分からないことを聞いただけで舐められたこともないですし、そもそも相手は忙しいのでそんな些細な事気にしていません!笑
むしろその道のプロに聞くことで、ネットに載っていない貴重な情報を得ることができます。
相手に誠意をもって聞けば案外優しく教えてくれますので、ビジネスで分からないことがあった時には、ぜひ他社の人に聞いてみてください。
おすすめの本
今日おすすめする本は、僕の尊敬する橘玲さん著「新版 お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方 知的人生設計のすすめ」です。
本記事では現代で生きるには知識を蓄えることが大切だと言いましたが、賢く生きるには「構造的な歪み(この本ではこれを“黄金の羽”と呼ぶ)」を見つけことが自由への近道です。
制度やルールによってどんな人も平等に利益を享受できると思われがちです。
しかし、実際はそんなことはなく、ある人にとっては利益を享受しやすく、ある人にとって不利になるようにできています。
だから構造的な歪みには“黄金の羽”が落ちており、立場が変われば容易にその恩恵にあずかることができます。
例外なく日本社会にも構造的な歪みがあり、黄金の羽を拾えれば、誰でも自由に生きること可能にします(もちろん犯罪行為は紹介していません)。
この知識社会を簡単に、賢く生きたいという方にはぜひおすすめの本です。