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給料日前にお金を残したい!行動経済学から見る計画倒れしないお金の使い方

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こんにちは。おがりょーです。

今日は、なぜあなたは給料日前に殆どお金が残っていないのかについて、行動経済学の観点から分析したいと思います。

結論から言いますと、

いつもお金に余裕がない人は、将来のことよりも今を優先する「現在バイアス」が強いからなんです。
物事を長い目で見て、毎月のやりくりを余裕をもって計画すると「給料日前にお金がない!」から脱却できます

    

以下で解説していきます。

目先の利益を優先する「現在バイアス」

     

将来のことよりも目先の利益を優先する行動を「現在バイアス」といいます。

     

現在バイアスが働く事例としては、

・給料が入ったからコンビニでお酒やスイーツをたくさん買おう!
・給料日までお金がないし、とにかくカードローンでお金を借りよう、、、

    

このように、長い目で物事を見られなくなると、将来の価値よりも目の前の利益を優先するように行動します。
またお金がない人ほど「今をしのぐ」ために行動するので、将来のことをますます考えられないようになります。

     

今を優先すると計画倒れする

     

現在バイアスが強い人は計画倒れしやすくなります。
目先のことを優先してしまい、計画が思うとおりに進まないことを「時間非整合性」といいます。

     

賢明な人と単純な人

     

しかし、「自分が計画通りに進まない」ことを理解している人は、賢い行動を取ることができます。
行動経済学では、将来よりも今を優先する人(時間非整合性)を以下の2種類に分けています。

     

賢明な人・・・自分が計画通りに物事が進まないことを知っている。だから理想よりも早く計画を設定する。
単純な人・・・自分は計画通りに物事が進むと考えている。結果的に計画よりも遅れることがある。

このように、賢明な人は理想通りに物事が進まないことを分かっているので、あらかじめ余裕の持った計画を立てることができます。

    

給料日前にお金がなくならないためには

     

毎月のお金のやりくりにも同じことが言えます。

     

「1日に使えるお金」を決めている方は多いと思いますが、その金額は案外無理があるのではないのでしょうか。


「毎日1000円までにしよう!」と思っていても、飲み会に誘われたり、突然の出費によって計画倒れすることがほとんどだと思います。

    

だから、

お金のやりくりは「自分の理想する金額」よりも1~2割程度少なくしてください。
計画が上手くいかないことを分かっていれば、給料日前にお金がなくて苦しむことはなくなるでしょう。

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