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不景気には「ベーシックインカム」が必要かもしれない

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こんにちは。おがりょーです。

今回は、不景気ではますますベーシックインカムが必要になるという話をします。

     

新型コロナウイルスの感染拡大により、これから先世界的に経済が停滞しリーマンショック以上の不景気が訪れるかもしれないと言われています。

     

今後迎える不景気に備えて、私たちはどうすればいいのでしょうか。

    

不景気を打破する方法の1つとして、「ベーシックインカム」が挙げられます。

国民全員に無条件で、生活費を賄えるだけの金額を給付する「ベーシックインカム」は、不景気の光となる可能性があります。

    

以下解説していきます。

     

ベーシックインカムとは

       

ベーシックインカムとは、「全ての国民に対して生活を賄えるだけの金銭を無条件で給付する」制度のことです。

     

ベーシックインカム導入されたらどうなるのか?

    

ベーシックインカムが導入された時に何が起こるかについて解説します。

     

①誰もが最低限の生活を送れる

      

ベーシックインカム導入による一番のメリットは、誰もが最低限の生活を保障されることです。

ベーシックインカムでは「無条件で全国民に、最低限の生活が送れるだけのお金が給付される」制度です。

誰もが最低限の生活を保障されることにより、貧困層の問題が解決すると期待されています。

      

②「生きるための労働」をしなくて済む

     

ベーシックインカムでは最低限の生活が保障されるため、「生きるための労働」がなくなると言われています。

すなわち、生活のために嫌々仕事をやる必要がないのです

例えば、子どもの養育費の為に母親がパートで一日中働くようなことがなくなり、子育てに専念できるようになります。

      

③誰もが自己実現のために働くようになる

      

「②「生きるための労働」をしなくて済む」と重なりますが、ベーシックインカムにより誰もが自己実現のために働くことができます。

すなわち、誰もが「やりたい仕事をやる」ことができるようになるのです。

    

最低限の生活が保障されるようになれば、

「生活するための仕事」→「成し遂げたい仕事」

にシフトチェンジするようになるでしょう。

    

ホリエモンも著書「ハッタリの流儀」の中で以下のように述べています。

やらされ仕事では人はついてこない。

遊びや趣味は仕事になる。誰だってそのチャンスをつかむことができるのだ。

「ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法 」堀江貴文著  幻冬舎

     

     

要するに、ベーシックンカムの導入により「自分のやりたいことを仕事にする」人が増えていくでしょう。

生活の為に苦しみながら仕事をする必要がなくなります。

     

ベーシックインカムのお金はどこから出るのか

ベーシックインカムの話が出た時、必ずと言っていいほど「財源問題」が挙げられます。

     

「生活保護」「年金」「雇用保険」の3つが不要になる

     

ベーシックインカムでは 「全国民に無条件で、最低限の生活が送れるだけのお金が給付される」ので、以下が不要になります。

生活保護→誰もが最低限の生活が送れるので、生活扶助費とそれに掛かるコストは不要になる

年金→「生活保護」と同じく不要

雇用保険→失業しても生活は保障されるので不要

    

この財源を充てても不足するので、「国民が負担する」ことで賄います。

先ほども言いましたが、ベーシックインカムの導入により「生活のための」仕事から「自己実現のための仕事」にシフトすると言われています。

ベーシックインカム導入されても「働かない人が0になる」ことはないので、その所得から全国民で負担すれば良いでしょう。

そもそも「ベーシックインカムは最低限の生活しか保障されていない」ので、余暇を楽しもうと思えば結局働く必要があります

     

不景気にこそベーシックインカムが必要

    

ベーシックインカム導入によって、不景気の中でも誰もが最低限の生活が保障され、自己実現のために働くことができます。

新型コロナウイルス感染拡大に伴って、ますますベーシックインカム導入の必要性が高まっているでしょう。

     

【参考資料】

「AIとBIはいかに人間を変えるのか」波頭亮著 幻冬舎

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