こんにちは。おがりょーです。
今回は、どうしても損切りできない投資家の心理について紹介したいと思います。
株式投資をしていると、儲かることもあれば損するとこもあります。
投資家心理として、含み益がある時は利益を確定させようとすぐに売却することができます。
しかし、含み損がある時は「まだいける!」「後で値上がりするかもしれない」と期待し、中々売却できないものです。
含み損があるとプライドが邪魔をし、損する後悔から損切りできなくなります。
これを行動経済学では「気質効果」と言います。
しかし、含み損は株か現金かの違いなので、すぐに売却してしまいましょう。
プライドが邪魔をする「気質効果」とは?
「気質効果」とは投資家心理の一つで、含み損ある株式を売却できないことを言います。
これは初心者やプロに関わらず、投資家には誰にでもある心理だと言われています。
株式か現金かの違い
初心者投資家にありがちなことですが、含み損を売却すると損失が確定するので売却できないと言います。
しかしよくよく考えてください。
損切りをしても資産価値は変わりません。
株式でもつか現金でもつかの違いだけです。
例えば、含み損のある株式100万円を保有しているとします。
下の図を見て下さい。
この通り、手数料を考慮しなければ、株式で持ち続けても、現金化しても資産価値に変わりはありません。
それであれば、損はさっさと切ってしまって、次の株式にトライする方が資金効率が高くなります。