こんにちは。WEBライターのおがりょーです。
今回は「お金がない時こそ見直したい生活」について紹介します。
コロナの影響により収益が得られる業界が大きく変わりつつあります。
働く方の中には、収入が減った、もしくはこれから収入が減る見込みの方もいるでしょう。
在宅により残業ができず、収入が減った方もいると聞いています。
収入が減って生活が苦しい時は国や自治体の制度を活用する手もありますが、お金がない時こそ、まずは見直すべき生活があります。
それは以下の通りです。
①支出を洗い出して見直す
②課税所得を減らして節税する
解説していきます。
①支出を洗い出して見直す
支出を見直すには、まずは「お金をどれだけ使っているか」を把握することが大切です。
面倒だと思う方は、1ヶ月でいいのでスマホのアプリを使って家計簿をつけてみましょう。
「マネーフォワード」というアプリは家計簿を自動で行ってくれますので便利ですよ。
1ヵ月支出を洗い出してみると、案外無駄遣いが多いことに気づくと思います。
思った以上にお金を使っている事実に驚くかもしれません。しかし落ち込む必要はありません。
支出を洗い出すことで、見直すべき支出が見えてきます。
見直すべき支出の中で、特に注目したい支出について紹介します。
住居費の見直し
住居費は、家計の「三大支出」の1つです(他の2つは「保険」と「教育」)
住居費が30%を超えているときは、家計が圧迫されている可能性があります。
住居費を見直すには以下のようなやり方があります。
・住宅ローンを金利の安いところへ借り換える
→住信SBIネット銀行やイオン銀行などのネット銀行を使うと、安い金利の住宅ローンが用意されています。
・家賃の安い家に引っ越す
「引っ越し費用が高いでしょ!」と突っ込みが入るかもしれません。
しかし、家賃の差額合計が引越料金よりも上回れば、長い目で節約が可能です。
車両費の見直し
車にかかるお金も見直したい支出です。
例えば頻繁に車に乗っていないなら、カーシェアサービスに切り替えるのも良いでしょう。
毎月数千円で車に乗ることができますので、支出がぐんと減ります。
「楽しむためのお金」にメリハリをつける
「楽しむための金」も見直すべき支出の1つです。
楽しむためのお金とは、例えば交際費や被服費、飲み会代などが該当します。
しかし、勘違いしないでください。
節約したい時にやってはいけないことは「楽しいことに一切お金を使わないこと」です。
趣味や遊びに全くお金を使わなければ、お金を稼ぐ意味も、節約する意味もほとんどなくなってしまします。
大切なのは「メリハリをつけてお金を使うこと」です。
例えば飲み会でも、以下のようにメリハリをつけられると良いです。
・仕事で尊敬する先輩との飲み会
→仕事で大切なことを学べる可能性もあり有用です。目的をしっかりと持っていると、お酒の場はとても価値があります。
・ダラダラと2次会、3次会へ行く
→お金と時間を無駄にしています。この場合は1次会で帰るのが良いでしょう。
このように「そのお金の使い方は本当に価値があるのか?」と自問して見極めることが、無駄遣いの削減に繋がります。
②課税所得を減らして節税する
節約と合わせて是非やってほしいことは「節税」です。
知識があれば、節税で大きく支出を減らすことができます。
所得税は私たちの収入から徴収されます。
所得税は所得から控除した「課税所得」に税率を掛けて計算されます。
つまり、節税するには「課税所得を減らすこと」が重要になります。
数ある節税の中でも、多くの方が利用しやすい方法を3つ紹介します。
医療費で控除を受ける
ケガや病気になった時に支払う診察代や投薬、治療などの医療費で控除を受けることができます。
医療費が年間で10万円を超えると、10万円を超える額が控除されます。
ただし医療費は保険で支払われた保険金は含まれませんのでご注意ください。
住宅ローンで控除を受ける
住宅ローンを組んでいる方は控除を受けられます(ただし一定の条件を満たす必要あり)。
住宅ローンの年末残高に応じて所得税から控除されます。
控除額は、概ね住宅ローン年末残高の1%です。
2000万円だと年間で20万円の控除を受けられます。
住宅ローン控除の大きな特徴は、所得から引かれるのではなく所得税から直接引かれる点です。
所得から控除して課税所得を計算してから税率を掛けるのではなく、所得税から直接差し引かれるため、住宅ローン控除は大きな節税効果を発揮します。
iDeCoで控除を受ける
国民年金や厚生年金などの公的年金の他に、自分で年金を積み立てる私的年金があります。
私的年金には「会社で加入」と「個人で加入」の2つがあり、このうち個人で加入する私的年金を「iDeCo(イデコ)」と言います。
iDeCoの最大の特徴は掛け金が全額控除される点です。
毎月の積立額が所得から控除されるので、年金を積み立てながら節税もできるお得な制度になっています。
まとめ
お金がない時こそ見直すべき生活について、以下の通り紹介しました。
①支出を洗い出して見直す
②課税所得を減らして節税する
それではまた!